カーコレクション45の日山です( ´ ▽ ` )
気がつけばもう3月最終の週末に、、！
沢山のお客様に支えられ、連日色々なお車に携われております！ありがとうございますm(_ _)m
先日名古屋でも桜が開花しまして来週、再来週頃には各所で賑わう事と思います♪
またいい写真が撮れましたら載せようと思います(*´꒳`*)
それでは、整備の様子を一部ご紹介致します♪
ベンツ Gクラス 車検でのお預かりでした。
点検にて、右リヤドアのロック、アンロック作動、パワーウィンドウ開閉作動が不安定な事を確認致しました。
診断機にて機能点検をしてみると、断線履歴がありましたので詳しく診ていきます。
ドアトリム裏から室内側へ集合ハーネスが通線されています。
配線点検してみると、、、
断線箇所を見つけました。断線していた配線は、車両の情報を各種ECUへやり取りをするCAN通信線だと思われます。
断線によるCAN通信不良によりドアロックやパワーウィンドウの作動に影響を与えていたと推測できます。
配線修理、絶縁処置後に不具合解消されたのを確認しご納車致しました。
続きまして、トヨタ ハイエース
エンジンチェック、DPR点灯にてご入庫です。
確かにエンジンチェックとDPR点灯しています。
診断機にて確認してみると、、、
DPRの差圧もしくはPMの過堆積にて拾っています。
なんとPM堆積値が222%、、、
間違いなくアウトです。
DPRの差圧は0.8kpaと問題なさそうです。
ここが過剰に大きいと今から行う作業での改善は見込めないと思います。
以上より、PMの過堆積によるものと判断し、DPRの洗浄を行います⭐︎
こちらはDPRマフラーです。
DPRとはディーゼルエンジンの排ガス浄化システムの略式です。
ディーゼル車はEGRで、再循環させても有害物質が混合したまま排ガスとして放出されます。
EGRを通って燃焼した排ガスをDPRマフラーの酸化触媒反応を利用してPMやNOX等の有害物質を除去してマフラーから排ガスとして放出し、少しでも有害性のある排ガスにしないような構造となっています。
ディーゼル車にとって、排ガスの異常はエンジンの調子を知る最も重要な要素と言えます。
排ガスの色(白煙、黒煙)や、匂い(生ガス、未燃焼ガス臭)、量など異変を感じましたらエンジンのバランスが崩れている可能性がある為点検の必要があります。
DPR上部のホースより、WAKO'SのDPRクリーナーにて洗浄です⭐︎
その後、アイドリングさせてこちら。
PMの強制燃焼を行い、浄化させていきます。
エンジンチェックランプと伴って点灯していた場合、強制燃焼を行う前にバッテリーキャンセルもしくはEFIのヒューズを外しメモリーリセットする必要があります。
強制燃焼後の数値を見てみると、、
PM堆積値が222%→0%です（＾ω＾）
チェックランプも無事消え、試運転後にご納車致しました♪
もう一台！ アウディ A5ですが、、、
こちらお車のお顔を撮り忘れてしまいました。申し訳ありませんm(__)m
油圧チェック点灯にてお預かりしていました。
診断機にて、低圧側の油圧系統で拾っています。
点灯内容より、油圧センサーを交換しにいきます。
オイルフィルター下のセンサーを交換します。
低圧、高圧の両方のセンサーを交換致しました。
センサー交換後の確認にて、、
完全暖機後に再度点灯致しました。
インテークの負圧異常も同時に点灯した為原因を追っていくと、、、
オイルセパレーターよりエア吸いを確認した為、追加整備に入りますm(__)m
取り外し完了です⭐︎
新旧部品です⭐︎
セパレーター内壁の不具合ではなさそうです。
分解してみると、、、
こちらのゴム部に亀裂が！！
オイルでゴムが膨潤して劣化したものと推測できます。
新品部品を取り付け後、完全暖機後も異常ない事を確認してご納車致しました。
この度はカーコレをご用命頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
今週のサービスブログでございました⭐︎
トラブルシュートの様子をご紹介致しましたが、車屋、整備士の技量はこのトラブルシュートが出来るか出来ないかだと思います。もっともっと精進していきますので今後ともカーコレを宜しくお願い致します。
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