カーコレクション45の日山です(*^^*)

またしても変異株によるコロナウイルスや、この時期では異例のインフルエンザの流行でまだまだ気を抜けない状況にあります。引き続き体調に気を付けながら過ごしていきましょう!

今回ご紹介する作業は2台とも交換部品は同じなのですが、交換に至る理由が違いました。

1台目はトヨタ アルファード10系です。

バッテリー電圧が低下しており、エンジン始動に必要な電圧を確保できていません。エンジン始動時(クランキング時)にはバッテリーの内部抵抗により電圧降下をする為、スタータモーターを回す電圧が足りてないとエンジン始動できません。

オルタネーターの発電不良の為、交換作業に移ります。

バッテリのマイナス端子を切り離して作業を進めます。

交換をするオルタネーターです。

指で指しているのがオルタネーターの常電端子(+B端子)です。

つまり常にバッテリ電圧が掛かっている為、交換作業時にショートさせてしまう可能性がありますのでバッテリ側のマイナス端子を切り離して回避します。

Vベルトを取り外してオルタネーターを脱着します。

脱着完了です!

取り外した部品は回転抵抗があり、異音も確認できました。

リビルト品にて取付致します。

経年劣化で配線の被覆がめくれていました。被覆めくれによるショートが怖いので簡易補修をして復元致しました。

交換後のバッテリ電圧です!無負荷状態と、

全負荷状態で異常ない事を確認し、ご納車致しました。いつもカーコレをご用命頂きありがとうございますm(__)m

 

2台目は BMW 1シリーズ E87 です。

ベルトが切れてしまい走行不能になりご入庫です。

エンジンルームをみてみると、オルタネータが破損していました。

ベルト交換とアイドラプーリー、ベルトテンショナー、オルタネータの交換で進めていきます。

エアクリーナーケースを取り外すと作業スペースが確保できます。

先ほどのアルファードと同様、マイナス端子を切り離してショートを回避します。

脱着完了です!

プーリー部とコア部も破損しています。

こちらも回転抵抗がとても大きく出て手で完全に回し切るのが難しいです。

ベルトテンショナー、アイドラプーリーと一緒に復元していきます。

コネクタ、+B端子を先に復元してからオルタネータを固定していき作業完了です!

試運転、最終確認をしていきますので今暫くお待ち下さいませm(__)m

 

今週のサービスブログでございました。

引き続きお預かり中の作業、ご成約のお車の作業を進めていますのでそちらもご紹介していきたいと思います!宜しくお願い致しますm(__)m

カーコレ45の「品質」「スピード感」についていくのは、まだまだ大変ですがとてもやりがいを感じています。大きな会社では学べないようなこともたくさんあります。たくさん経験し、お客様にもっと喜んでもらえる仕事ができれば良いなと思っています。
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