カーコレクション45の日山です(*´꒳`*)
GWが終わってしまいましたね♪( ´▽`)
皆様、連休中はどこかお出かけになったでしょうか??
お車での移動が多かったと思いますので、心配事等がありましたらお気軽にご相談下さいませ☆
連休前に、遠方から整備のご依頼がありましたのでご紹介させて頂きます。ありがとうございますm(__)m
ベンツ G350
遠方より車検のご入庫でございました。
誠にありがとうございますm(__)m
エンジンオイルの交換をし、
車両をジャッキアップし、ブレーキフルードを交換していきます♪
こちらが使用するブレーキフルード。規格はDOT4です。
ビッグキャリパー装着車で、内側と外側の対向ピストンそれぞれに配管が通っているので各車輪2箇所ずつ、計8箇所でフルード交換、エア抜きをしていきます♪
気泡が混入していないか、確認しながら進めます♪
交換後のブレーキフルードがこちら。。。目に見えて劣化していると判断できます。
タイヤの交換もご依頼頂きました♪
車検整備もお任せ頂きありがとうございましたm(__)m 今後とも宜しくお願い致します!
続いて、ポルシェ マカン
こちらも遠方より車検のご入庫でございました。
誠にありがとうございますm(__)m
こちらのお車もブレーキフルードの交換を行いました♪
車検の受け入れ点検にて、冷却水滲み箇所を発見致しました。
該当部品が本国在庫でしたので後日改めて作業をさせて頂きます。宜しくお願い致しますm(__)m
こちらもポルシェ ボクスター
車検でのご入庫でございました。ありがとうございますm(__)m
スペーサーの装着、ブレーキ整備をさせて頂きました。
フロントのブレーキパッドの残量が少なく、パッドセンサーの接触も確認したので交換していきます。
パッド交換後、ブレーキフルードの交換も行いました♪
こちらも劣化具合が色味だけでも判断できます。
最後に、アウディ R8
エンジンオイル交換のご依頼を頂きました。定期的なご入庫ありがとうございますm(__)m
ドライサンプ式のエンジンの為、複数箇所よりオイルを抜いていきます(*_*)
腹下は全てカバーで覆われてます!! このカバーを取るだけで一苦労です。。
計量しながらオイルを抜いていきます⭐︎
まだまだ抜いていきます!
計7か所より抜き取り完了しました!
抜き取り量は11ℓ弱でした(^_^;)
指定のオイル判定基準(完全暖気油温100℃からエンジンオフ2分後測定)に則って調整をし、作業完了です。
作業紹介をしましたブレーキフルードの交換について少しお話させて頂きますm(__)m
ブレーキフルードは、ブレーキ力を伝える為の媒体です。
ドライバーがブレーキペダルを踏むと、ペダルの先にあるブレーキブースターによって増された踏力がマスターシリンダーへ伝達されます。
マスターシリンダーから油圧として各車輪のブレーキ機構へ配管伝いに圧送されます。
この油圧として力を伝えているのがブレーキフルードです。
このブレーキの一連の流れをお聞き頂いたら、ブレーキフルードの役割が少し分かるかと思います(*´∀`*)
ブレーキフルードは吸湿性があります。そしてDOTと呼ばれる定められた規格によりDOT3からDOT5と段階的な設定がありますが、その大きな違いは''沸点"にあります。
一般的な国産車では多く、DOT3が使用されており、沸点は約140℃です。
水は100℃で沸騰するのでブレーキフルードは水よりも高い温度まで沸騰しないという事になります。
ブレーキフルードの特性上、吸湿性があるので空気中の水分を微量ながら取り込んでしまいます。
すると、元々沸点が140℃近くあったものが水気を取り込む事により沸点が下がってしまいます。
沸点の低下により、ペーパーロック(油圧が上手く伝えられず、ブレーキが効かなくなる)が起きてしまう可能性が高くなります。
他にも性能劣化の原因はありますが、ブレーキフルードは定期的なメンテナンスが必要とされています(*_*)
近年のお車では、電子制御ブレーキが多く採用されていて診断機を使用しなければ交換作業が行えないという事もあります。
点検時に、判断をしっかり行いご提案させて頂きたいと思っておりますので宜しくお願い致します。
もっと掘り下げたブレーキの内容も今後できればと思いますのでご覧頂ければ幸いですm(__)m
Car Collection 45 サービス担当 日山
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