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- エンジン関連修理・整備
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- トヨタ プリウス
- 作業時間:2時間
トヨタ プリウス30系 DAA-ZVW30 ハイブリッドバッテリー交換
今回は、走行距離約20万キロのプリウス30系のハイブリッドバッテリー交換作業をご紹介いたします。
ハイブリット警告灯表示がメーター上に点灯し、テスター診断の結果ハイブリットバッテリーを交換させていただく流れとなりました。
ハイブリッドバッテリーはラゲッジ内部にあるので、まずは内装ををばらしていきます。
ハイブリッドバッテリー交換作業において、最も重要な工程のひとつが高電圧バッテリーの安全処理です。
ハイブリッドバッテリーの高電圧回路を遮断するための安全装置で、作業前にサービスプラグを必ず抜き取ることで感電やショートのリスクを防ぎます。
サービスプラグの抜き取りをして数分間待機してコンデンサの放電を確認します。
こちらが今回交換するハイブリッドバッテリーです。
バッテリーカバーを外してバッテリーを取り外す準備をしていきます。
冷却ファンや配線類を取り外しバッテリーユニットを固定しているボルトを緩めて取り外していきます。
今回はリビルト部品での対応となります。
リビルトバッテリーを搭載完了です。
高電圧ケーブルやサービスプラグが確実に接続されているかしっかり確認します。
テスターでのエラー確認後、ロードテストを行い警告灯の消灯も確認出来たので作業完了です。
お客様に無事ご納車させていただきました。
今回はリビルトバッテリーを使用し、コストを抑えつつ性能を回復。 交換後はEV走行距離も回復し、燃費も改善されました。
最近では、ハイブリッドバッテリーの交換依頼が非常に増えてきております。 しかしながら、ハイブリッド車の高電圧システムは感電リスクが伴うため、専門資格を持った技術者による作業が必須となります。
カーコレの経験豊富なスタッフが、対応させていただきますので気になる症状があれば、ぜひカーコレへお気軽にご相談くださいませ。
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成25年 | メーカー・ブランド | トヨタ |
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車種 | プリウス | グレード | S |
型式 | DAA-ZVW30 |