こんにちは！ カーコレクション４５の日山です(^O^)／
今週のサービスブログを担当させていただきます！
最近は少し気温の寒暖差が激しくなったような気がしますね(*_*)
体調を崩しやすい季節ではありますが、今日も元気にカーコレは稼働しております☆
今週も整備のご依頼を沢山いただき誠にありがとうございます！
その中で1台ご紹介させていただきます♪
TOYOTA アルファード 車検にてご入庫していただきました☆
車検前点検にて必要整備がありました☆
ロワーボールジョイントのブーツ破れや、スタビライザリンクのブーツ破れが見受けられましたので。。。
ブーツ交換完了です('◇')ゞ
お客様より、ご入庫時の問診でブレーキ鳴きのご用命を伺いましたのでこちらも点検していくと、、、
ブレーキ時にキーキー音が確認できました！ 車検整備と一緒に処置を進めていきます☆
ブレーキ鳴きといわれるブレーキ時に発生する異音は、おおよそブレーキパッドとブレーキディスクロータとの接触時に発生するものです。
タイヤの回転軸にあるブレーキディスクにブレーキパッドを接触させ、摩擦力によってブレーキを生み出しておりますが、ブレーキパッド、ブレーキディスクの接触バランスが崩れると異音が発生致します(*_*)
フロント左右ブレーキディスクをみてみると、残量もあり異物が噛みこんだ様子もなさそうです。
続いて、ブレーキパッドを見てみます☆
フロントブレーキパッドを取り外しました！
ブレーキパッドの残量はありましたが、ブレーキディスクとの当たり方に原因があると推定し
ブレーキパッドの面取り処置を行うことにします♪
ブレーキパッドの摩擦材部ですが、削れ方をみてみると当たり方に特徴がありました！
ブレーキディスクが円形の為、このように摩擦材が円を描くような当たり方をしているのが分かります☆
ブレーキパッドの面取りとは、ブレーキパッドの角を落として当たりを改善する処置です。
タイヤの回転方向に対してブレーキパッドが当たる入口と出口を滑らかにするイメージです☆
面取り完了です♪
反対側も面取りしていきます♪
面接触する中心部の摩擦材が全体の６０％程残しておかないと、制動力に影響がでる
恐れがありますので注意が必要です(*_*)
ブレーキ組付け時に各部品も点検、グリスアップしながら復元していきます♪
鳴き止めのシムも再使用するため清掃をし、、
グリスアップも一緒に行います！ ブレーキパッドのくぼみ部がグリス溜めになっております☆
メーカーによってはグリスアップの必要がないものもありますので確認が必要ですね♪
ブレーキパッドの残量が減るとこの金属部品パッドウエアインジケータが接触し、パッド残量の低下を知らせます！
今回はパッドの残量もあり、接触した跡もない為グリスアップにて再使用です☆
スライドピンの動きも異常ありませんでした！ スライドピンが不良だとブレーキキャリパの固着、摺動不良によりブレーキパッドの片減りが起こったり、異音の原因にも繋がります(*_*)
リヤのブレーキパッドですが、、、
残量が少なく面取り処置ができないと判断し、新品交換をご提案致しました！
組付け後、試運転を行いましたがご指摘いただいた異音は解消致しました('◇')ゞ
車検整備もすべて完了し、ご納車でございます♪
この度はカーコレをご用命頂き誠にありがとうございました！
今回、ブレーキ鳴きに対する１つの手立てである面取り処置をご紹介させていただきました♪
ですがこの面取り処置は、ブレーキパッドの残量が少ないと行えないことや、メーカーによってはブレーキパッドの加工をするとブレーキ鳴きを増幅させてしまうものがあったりしますのでお車の状態を確認させていただいてから有効なものかを判断しなければなりません。
もしお使いいただいておるお車でブレーキの音で気になっておられましたら
一度点検をさせていただきますのでお気軽にご相談下さいませ♪
ﾌﾞﾛｸﾞの内容を見てｶｰｺﾚが気になったお客様はお気軽にお問合せ下さいっ☆
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